おじさんの健康管理大作戦 〜糖尿&高血圧との付き合い方〜
気づけばおじさんになり、気づけば病院通い。
会社の健康診断で「血糖値が高めですね」「血圧もちょっと…」なんて言われたのが数年前。最初は「いやいや、まだ大丈夫でしょ?」なんて思っていた。でも、現実は甘くなかった。気がつけば病院の診察券が増え、薬の種類も増え、いつの間にか「慢性的な持病」とのお付き合いが始まっていた。
最初は抵抗があったけれど…
「薬を飲み始めると、一生飲み続けることになる」なんて話をよく聞くものだから、最初は薬に頼るのが嫌だった。自分の力で何とかしようと思い、食事制限や運動を頑張ってみた。だが、こういうのは決して甘くない。確かに一時的には数値が改善することもあったけれど、気を抜くとすぐ元通り。いや、それどころか悪化することも…。
結局、「薬、飲みましょうか」という医者の言葉に抗えず、渋々飲み始めた。最初は少量の薬で済んでいたのに、気がつけば種類が増え、用量も増え…。
「こうしておじさんは、毎日薬を飲む人生へと突入するのであった」
なんてナレーションが聞こえてきそうな展開だ。
生活習慣改善という名の無理ゲー
もちろん、薬を飲んでいればそれで解決するわけではない。「生活習慣の改善が大切ですよ!」なんて医者にも栄養士にも言われる。はい、ごもっとも。でも、これがなかなか難しい。
・食事:糖質を控えめに、野菜を多めに、バランスよく! ・運動:毎日30分は歩きましょう! ・睡眠:規則正しく、しっかり寝ましょう! ・ストレス管理:穏やかに過ごしましょう!
「できるかーーーい!!」
仕事してたら食事も不規則になるし、運動する時間を確保するのもひと苦労。睡眠?夜更かしはおじさんの趣味のひとつですけど?ストレス?生きてるだけでストレスだわ。
結局、無理なくできる範囲で、できることをやるしかないのだ。
めんどくさがりのおじさん流・健康管理
とはいえ、体を壊してしまっては元も子もない。ということで、めんどくさがりな私なりに「無理なく続けられる健康管理術」を模索した。
1. 楽して運動する
ジムに通うなんて無理。ランニングも無理。でも、歩くのならなんとかなる。そこで、「歩くことを目的にしない作戦」を決行。
・エレベーターじゃなく階段を使う(気が向いた時だけ) ・駐車場はあえて遠くに停める ・コンビニや近場の買い物は歩く(天気が良ければ)
要は、「運動しよう!」と気負わず、日常の中でちょっと体を動かすだけ。でもこれが意外と効いている。
2. 食事は無理せず調整
糖質制限だのカロリー管理だの、やりすぎると続かない。だから、「ちょっとだけマシな選択」をするようにした。
・白米を少し減らして、代わりに豆腐や納豆を足す ・揚げ物は食べるけど、頻度を減らす ・お菓子はやめられないので、個包装のものを買う(食べすぎ防止)
こういう「ちょっとだけ健康的な選択」なら、続けられる。
3. サプリ&健康グッズに頼る
めんどくさがりなので、楽できるものには頼る。
・サプリメントで不足しがちな栄養を補給 ・スマートウォッチで歩数や心拍数をチェック ・血圧計を自宅に置いて、たまに測る(たまに)
こういう「テクノロジーの力」に頼ると、少しだけ健康管理が楽になる。
結局、大事なのは「ほどほど」にやること
「健康のために!」と意気込むと、ストレスが溜まるし続かない。だから、頑張りすぎないことが大事だと思う。
薬はちゃんと飲む。でも、生活習慣の改善は「できる範囲で」やる。完璧を求めず、「まあ、これくらいならいいか」と思える程度にやる。
結果、数値は爆発的に良くなることはないけど、現状維持くらいはできる。おじさん、これで満足です。
というわけで、今日も適度に頑張りつつ、適度に手を抜きながら、健康と付き合っていくのであった。
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